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参入障壁

最終更新日: 2026/08/06

参入障壁とは、新しい会社がその市場でそもそも競争できるようになる前に乗り越えなければならない障害のことです。免許、最低限必要な設備投資、規制、独占的な流通、必要とされる規模などが典型例です。障壁が高いほど、すでに市場にいる企業は守られます。あなたがこれから参入する側であれば、障壁はあなたに不利に働きます。

障壁にはいくつかの形があります。資本要件、免許と規制、特許、独占的な仕入先や流通契約、顧客の高いスイッチングコスト、そして大量生産でしか生まれないコスト優位性です。法律によって作られるものもあれば、市場構造によるもの、すでに競争している企業によって作られるものもあります。

例を挙げます。小さな乳製品工場を開くには、18万ユーロの低温殺菌ラインと、2万5,000ユーロかかり6か月を要する食品安全認証が必要です。つまり1リットルも販売する前に20万5,000ユーロと半年が必要になります。これを、参入障壁がほぼゼロに近い食に関するニュースレターの立ち上げと比較してください。前者の市場は競合が少なく、参入も遅いのに対し、後者は競合が何千とあり、毎週新しいものが現れます。

創業者はこの概念を一方向でしか読みません。自分が市場に入った後にその障壁が自分を守ってくれるかどうかは考えますが、同じ障壁が今まさに自分の前に立ちはだかっていることを忘れがちです。あなたが新規参入者であるなら、支払わなければならないもの、取得しなければならないもの、待たなければならないものを書き出し、コストを添えたタイムラインとして計画に組み込んでください。

2つ目の誤解は、障壁を目に見える競争と同一視することです。市場は障壁が低く競合が少ないこともあり、それは通常その市場がまだ魅力的でないことを意味します。逆に障壁が高い市場でも、中にいる企業が価格競争をしていれば、あなたにとって痛手になります。

障壁は資金調達の論拠にもなります。参入コストが20万5,000ユーロかかるのであれば、売上が生まれる前に資金が必要な理由を投資家は理解できます。

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